メタボリックシンドロームと高血圧
一昔前、メタボリックシンドロームはたまに耳にする程度の言葉でした。しかし今となっては新聞などのメディアに盛んに採り上げられるようになっています。メタボリックシンドロームがいよいよ深刻化してきたと考えてよいでしょう。
メタボリックシンドロームは、一般に「肥満」だと捉えられています。おなか周りのサイズが90センチを超えるとメタボリックシンドローム患者、などと基準値を設けて測定することもできます。
しかし、メタボリックシンドロームは単純に肥満だけを指すものではありません。メタボリックシンドロームの研究が最も進んでいるアメリカでは、「糖尿病」「高中性脂肪血症」「高血圧」「コレステロール血症」「内臓脂肪型肥満」などから3つ以上の項目を満たしていればメタボリックシンドローム患者だと断定しています。
以上のことから、メタボリックシンドロームは高血圧とも関係するということがわかります。もっとも、肥満体系になると高血圧や脂肪血症にかかる確率が高くなるので、ここから考えるとなぜメタボリックシンドロームが高血圧と関係しているか、わかりやすいことでしょう。
メタボリックシンドロームは、それでも肥満病の代名詞として捉えられがちですが、実は放っておくと危険な病気です。内臓肥満、高血圧、糖尿病などと色々な病気が合併しているので、普通の病気よりも深刻です。心筋梗塞や脳卒中を起こす確立が非常に高くなるので、あまり楽観視しすぎないようにしましょう。